キャプテンの冷やし中華はじめした!!

 

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 第一回 関東大会 第二回 ブラインドサッカー    第三回 食べラー  第 四 回 初心忘るべからず
 第 五 回 祝 勝 会  第 六 回 東日本大会 ~鳴子御殿湯には気をつけろ瀨  第 七 回 東日本大会② ~今後のグランドソフト  第 八 回 葉山牛カレー
 第 九 回 いざ抽選会へ 第 十 回 座布団一枚  第 十 一 回 グラソフはつづくよどこまでも  第十二回 奥籐なう
 第 十三 回 わが愛しのグランドソフト ~今後のグランドソフト  第十四 回 グランドソフト進化論 第十五 回  グランドソフトルール論    第十六回グランドソフトルール論2
第十七回 グランドソフトルール論3 第十八回グランドソフトルール論4 第 十九 回 さらばグランドソフトボール 第二十回グランドソフトルール論5
第二十一回グランドソフトルール論6 第二十二回 競馬の話 第二十三回 コンビニ 第二十四回 青色競馬団
第二十五回 ケータイのことなら俺に聞け 第二十六回関東代表者会に行ってきました 第二十七回 クラブ馬主 第二十八回ホームランの打ち方教えます
第二十九回Q.beef or a fish 第三 十 回 岐阜に行ってきました 第三十一回全国大会への道のり 第三 十二 回 一応ルール論
第三十三 回  第13回選手権大会 第三十四回帰ってきた男たち 第三十五回 Stay hungry, stay foolish 第三十六回高校野球とグランドソフト
第三十七回勝負の9月



第三十七回  勝負の9月




もうすぐ9月です、いよいよ新しいiPhoneの発表があります



チームも大目標の選手権大会とふれ愛カップがあります

大目標とか言ってるわりに、5月の関東大会からここまで練習が僅かに一回です(俺個人)大丈夫かよ、俺…

全国大会の出場から夢敗れ、まさに一矢報いるつもりで挑みますが、一矢すら無いかも…



それともう一つ2020年夏季オリンピック地が決まります

予想とか不粋なことはやめて、東京に決まることを願うばかりです

そして東京に決まったなら、同時に東京でパラリンピックも行われるということです

となると当然、グランドソフトのオープン競技の働きかけや世界にアピールする絶好のチャンスです

まぁ課題も山積してますが楽しみです



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第三十六回 高校野球とグランドソフト





今年も暑い熱い夏が終わろうとしています
まだまだ残暑が続きそうですが、高校野球が終われば秋です



今年の高校野球を観て感じたことは、パワーあるな~ということ、あとバットの性能(軽量化など)が上がったので打ち取っても内野を越える当たりが目立ったこと
飛ばないボールにするか木製バットにしないとピッチャーは不利だな~

あと猛暑もあるけど、ここ数年目立つのが、勝つに従ってピッチャーの消耗が目立ち球威はなくなりコースも甘くなり、準決決勝辺りは雑な試合が目立つということ…
休息日なんかではなく抜本的な改革が必要じゃないのかなと




高校野球と言えば、時折出てくる勝ちに徹し過ぎる采配
まぁ勝つためにやっているわけだから……それより選手の想いはどうなんだろうか…力勝負に勝つのと試合に勝つのと…普通は試合だろうな~


グランドソフトでも、全盲選手のバッティングで待ちの指示とか全く振らない選手もいるが、全力でスイングしてアウトになるなら一度も振らずにフォアボールとどちらが本心なのか、やっぱり勝つことが目的なら結論は同じだが、暑い夏や寒い冬に一所懸命に練習しているのを想えば……
グランドソフトは野球と違うので、特に全盲プレーヤーは打席が待ちの指示だと一試合何もしてないも同然の時があるから………


よく敬遠は責められるが、送りバンド、いわゆる犠牲バントだが、選手によっては4打数3犠打とかある
しかしこれはあんまりマスコミや一般人が叩かない、不思犠だ



マスコミや一般人と言えば、今年ネットでちょっと話題になったのが某高校の選手が、ランナーとして二塁上でサインを盗んでいると審判に注意された
これに関しては汚ないとか批判的モノが多かったが、中には「みんなやっている」とか「ばれないようにやれ」とか、ある程度は理解している発言もあった


実は同選手にはもう一つ大会本部から注意されたことがある
ベースに覆いかぶさるように構え、バントに近い構えからボールを頻繁にカットしてファウルで粘ったりフォアボールを誘ったり
なんと打率は7割、出塁率は8割を超えていた
これもネットでは早くから物議を交わしていた
粘りに粘ってフォアボールを奪うとき、ガッツポーズをするのが反感を買っていた

しかしこのプレーがルール抵触するのだ、高校野球特別規則17だ

しかしこれまた批判の声がある
勿論ルールに対してでなくタイミングだ
県予選、準決勝の前まで何の注意もなく、準決勝の直前で今度やったらアウトだよ、ではあまりにも可哀想だ…



話は戻るが、これはなかなかのルールで、グランドソフトでも全盲打者のバンドの様な仕草でファールになり粘るプレーがあるが、ズバリ適応すべき、無意識の全盲有利が働いているとしか言えないし、すぐに導入すべきだ
何故ならグランドソフトは高校野球以上に時間の制限があるからだ



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第三十五回 Stay hungry, stay foolish




土曜日の電車は空いていて気分がいいんだよね

まぁ旅行者が頭にくるけどね
(人がこれから仕事に行くのに遊びに行きやがって…)


そういえば去年の今頃、揖斐に行った時のことをふと思い出した…

今日みたいに電車はガラガラで…
そういえば大垣の花火大会でそこまでは割と混んでいたっけ…
あの時夜ご飯はなにを食べたっけ…?


あれから一年か…
あの時は本当に全国を勝つなんて思いもしなかったな


今年関東大会を負けるなんて思いもしなかったな…
自信とは怖いな…いや自信を持つことは決して悪いことではない

しかし負け試合から実に色んなことを学ぶ
普段の試合で負けても同じ位学べればいいのだが、
なかなかそうはいかない
ウチのチームが最も熟知している部分で負けてしまった
故に俺のショックは大きかった
悔しさはドジョウの様にニョロニョロと掴み様のないものだった
後15年若ければがむしゃらに練習すれば何かが見えてくるだろう
老いとは悲しい…
Stay hungry, stay foolish


今年はルール検討会が行われている
今の年金問題ではないけれど、
少子高齢化の波は必ずグランドソフトにもやってくる
連盟は実働している年代とか調査した方がいいと思う
今後10年で辞める人と初める人では、
おそらく圧倒的に辞める人が多いだろう

俺は100年後グランドソフトは無くなっていると思う

正確には、このままでは、と付け加える

持論だが、チーム編成減らしコンパクト化しインドア対応するとか…しかし既にそれはグランドソフトではないような気もするけど…

偉い人の都合はわからないが、本格的に障がい者の枠を取り払うとかしないと競技人口は減る一途だろう
Stay hungry, stay foolish


「Stay hungry, stay foolish」
ハングリーであれ、愚かであれ

これは敬愛するスティーブジョブズが、2005年スタンフォード大学の卒業生に贈ったスピーチで有名になった言葉です

http://youtu.be/UF8uR6Z6KLc

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第三十四回 帰ってきた男たち




ずいぶん間があきましたが冷やし中華に帰ってきましたm(__)m


はじめて揖斐川町のグランドを見たのはルール確認会の前の日だった、その素晴らしさにこのグランドで試合ができると思うとその時からワクワクが止まりませんでした

そして大会前日の金曜日、公式練習の時全国大会仕様になったグランドを見て再び感動しました

いつも思うけど全国大会の舞台は本当に素晴らしい
規模が違うというか、すべてに圧倒される

金曜日の時点でバックスクリーンにスコアーボードとカウントボードがなく節約か~などと話していたら、本番の土曜日にはなんと電光掲示板が〓〓〓

辛く厳しい関東大会を勝ち上がれて本当によかった
ここで試合ができるだけで十分なんて言っても言い過ぎではない気持ちでいっぱいです



思えば今シーズンはアクシデントの連続でした
新年会の時に思い切ったコンバートを決定するも、メンバー本人や家族の病気などシーズン当初はまともに人が揃わない状態だった

そんな中、関東大会にあの男が帰ってきた
そう向井、数年前より個人的な理由で休部状態だが、ひと肌脱いでの助っ人に本人はケガの羽田君のために来たとだけ言った
それ故に関東大会突破も信じられないくらい嬉しかった

また坂本さんも家族の事情で主要な大会にはなんとか行くが、練習には数える位しか参加できないとの話だったけど、意外と出席してくれ、しかも関東大会後は普通に参加してくれた
坂本さんのグラソフ愛を再確認した
 
そんな感じで春から練習も少人数で、どうにかやる状態だった

そこにあの男も帰ってきた
ここ数年は数える程しか来てなかった写真家カンスケが例年になく来てくれた

こんな状態だったので、みんなが揃い練習や試合が出来る、それだけで十分嬉しかった…が、最後の方は全員揃うことが増え最終練習の時は送迎車に乗り切れない状態だった



一回戦10.13sat
まずは1アウト、そして1勝。と思い丁寧な試合をしました

相手は地元の岐阜
地元相手のオープニングゲーム
なんの不満もない
岐阜は公式練習を見る限り非常に守備がよく、打撃も素直なバッティングをしていて改めて気持ちが引き締まった

二年ぶりとなる全国の舞台は特に緊張はなく、不思議なまでに自然に試合に挑めた

一回表に3点を先制するもその裏あっさり追いつかれる
しかし四番宮下聡の満塁弾で最高の初戦の勝ち方ができました

その後美味しい猪鍋をいただきました


準決勝10.14san
「決勝戦と三位決定戦では違う」
過去に二度の決勝戦と三度の三位決定戦を戦ったことがありますが、ただAコートBコートの違いではなく雰囲気はまるで違う、どうせなら決勝戦という思いで準決勝に挑みました

この試合のためだけにあの男もまた帰ってきた、そう君島さんだ
数年前から縁あってチームを支援し続けてくれているミスタービールかけ

相手は仙台市、ここ何年も戦っていない相手、特徴はサイド気味に投げるピッチャーこれをいかに引っ掛けないようにするかですが、個人的に見事に3タコ

試合は初回の攻撃を0点に抑えられ、その後簡単に3点を失う
準決勝は2時間ゲーム、まだまだ先は長い、焦らない焦らない、ひと休みひと休み

しかしそれにしても点が取れない
毎回のようにランナーは出すが打線が繋がらない

そんな中、先発したベテランピッチャー白倉さんは眈々とピッチングを続ける
なんとかしてやりたい〓

そう白倉さんも4月の関東リーグ戦決勝で優勝と引き換えに足を骨折したが、見事に復活し帰ってきた男なのだ(ちなみにこの段階ではまだ見事ではない)

そして少しづつ波が…
何度もランナーを出し相手にプレッシャーをかけ続け
やっと4回1点を返す、山梨は諦めない、とにかくしつこいのだ

そして5回、微かな波は遂にビッグウェーブになった
試合を決めたのはやっぱり帰ってきた男  羽田豊
満塁のチャンスにこの日二本目となる二塁打〓
実はこの試合、これ以外ほとんど覚えていない
終盤にひっくり返し5-3で本当に苦しい準決勝をものにした

またこの試合は高円宮憲仁親王妃久子殿下が観戦されるとあって、俺のグラソフ史上最も観客がいた試合となった
仮設の観客席はもちろん、もともとグランドにあるスタンドもいっぱい
あの様な環境で試合が出来た事は本当に光栄であり、忘れられない思い出となりました
マジ揖斐川町サイコー〓


10.15mon9:30
たかだか30分だけど表彰式は頂にいないとダメ、その権利だけの試合

 朝グランドに着くと、頑張ってくださいと会う人会う人が声を掛けてくれる、鳥肌が立つ
兵庫大会以来の決勝だった

思えばその後秋田大会では福岡県に敗れ3位
大分大会では二戦二敗の4位
新潟大会は関東大会の決勝でサヨナラ負け
千葉大会は愛媛に記録的大敗を喫し4位
昨年の山口大会は関東大会が雨による抽選で初戦敗退

6年振りの舞台だ
相手は初戦徳島、準決勝鹿児島と強豪を破ってきて二連覇を狙う三重県です

中日本大会に参加するようになって何度か対戦経験はあるのですが、全国大会では初対戦
まして前年度優勝チーム、幸せにすら感じた

今回全試合をAコートで先攻と全く同じルーティーンで試合に臨む
そんな事もあり試合は驚くほど緊張しなかった

初回の攻撃、予想を超えるスローボール攻め、バンドで揺さぶるも結局ショートゴロ
一回表の攻撃を0点に終え静かに試合が幕をあげる

一回裏三重は三番兵後さんの打球がレフト線を抜ける、兵後さんは躊躇することなく二塁へ、センター宮下聡の渾身のレーザービームがダイレクトでセカンドへ、際どい判定はアウト〓〓
このプレーが次の攻撃につながると俺は直感した

流れは山梨にやってきた
コントロールに苦しむピッチャー、ランナーが全ての塁を埋める
山梨は1番高橋、おそらく他のチームなら間違いなくクリーアップを打つであろう男が1番に置けるのが山梨の強みだ
打球は弾丸ライナー恐ろしく早い〓抜けた、3点だ〓〓と思ったら相手のショートが反応する、さすが三重県のショートがバックホームにトスして0点〓〓
(内心、ゲッあのアタリで0点って、ここは点を取らないと流れが相手にいってしまう、絶対に点を…そんな思いでした)

ショートはこのプレーで怪我をしベンチに下がる
三重の内野が入れ替わる、そんな騒ついた雰囲気からか再びコントロールを崩し押し出しによる先取点、その後も得点を重ねなんとこの回3点〓

その裏の攻撃を0点に抑え試合は中盤へ

リズムのいい攻撃から、この回も2点をあげなんと3回の表を終わって5-0
ここまで無欲、ただ最高の舞台で試合ができる喜びだけでやってきたが、さすがに意識し始める

そして3回裏、遂に三重県が目覚める
8番からの攻撃なんて計算するとうまく行くものもうまくいかなくなり、それによって焦り歯車は音を立てて崩れ始める…
無死満塁
山梨5-2三重
まぁうまくは行かないと思うことで少し気を落ち着けようか…
山梨5-3三重

二死二三塁、一塁を守る俺の上空を打球が飛んでいく、打球からホームランは無ない、抜けてもまだ同点…いやいや頼むから正面に飛んでくれと心の中で祈る、そしていつもなら羽田君はポジショニングがいい…

振り返るとほぼ正面だった

思い返すと羽田君が初めてチームに合流した時まだ学生だった
その後いったん山梨を離れ、再び山梨に帰ってきたが、身体を壊しチームに再合流したのは大分大会の時だった
あの時の大阪府戦で、最終回一打逆転の場面で羽田君の会心の当たりはセンター正面のライナー・・おそらく一番悔しい思いをしただろう

そして今回も病み上がりの大会で、コンバートにより不馴れなライトのポジションで危なげなくウイニングボールをキャッチし、本人初めてとなる全国優勝を決めた


今季はチームの出来もあまり良くありませんでした
謙遜ではなくたまたまの結果です
うまくピークが関東大会、全国大会に合ったことや、チームの状態が悪い時それなりの試合ができるようになったこと、とくに全国大会は最後まで自分たちの野球ができたことだと思います
あとは継続。兵庫大会以降も繰り返し繰り返し続けてきたご褒美だと思います


一応あと一人帰ってきた男がいました
選手権でアキレス腱断裂から一週間で帰ってきました、監督が…


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第三十三回 第13回選手権大会




台風の影響で二日目は棄権してしまったが、大会関係者のなんとか試合をやらせてあげたいという思いがものすごく伝わってきました
チームの事情もありますが棄権という1番辛い選択でした

個人的には本部がヤルという判断をしたからにはやりたかった

関東で選手権に出場するのは意外と大変で、秋のリーグ戦に勝ち、さらに春の決勝大会に勝たなければなりません
試合数など考えたら全国大会に行くのよりも大変です


話は変わりますが、またこの愛知の地で1人病院送りとなりました
延べ5人目くらいだと思います

今回は監督がアキレス腱断裂
全国大会まであと3週間、遠征と練習を残すのみ
日頃少数精鋭でやっている山梨には非常に痛いですが、たぶんなんとかなるでしょう



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第三十二回 一応ルール論




今回山梨県チームは7年振りとなるユニホームのモデルチェンジをします


よく考えたら俺にとって5着目となる


一番最初に着たのはサイズがまったくあってないゴムの伸び切ったヤツだった

その次は俺の趣味ではない青の縦縞、昔のベイスターズみたいのだった
胸のマークが刺繍でなく、すぐに剥がれ落ちてきた思い出しかない

そして2001年
自力で全国大会の出場を勝ち取ったご褒美として、初めて意見が言えるようになり、イチローとともにマリナーズタイプ
これは豪華で今でも気に入っている
が、着こなしが難しく似合わない人が続出、オマケにパンツが真っ白なので洗濯が大変と場外にて不評


そして2005年
4年振りの全国大会大会出場とともにユニホームを一新
前回の白は汚れが落ちにくいという反省をいかしグレー
よく我が愛するタイガースモデルと思われがちだが、俺はこんなところに私情は持ち込まない
これはホワイトソックスをベースにしたものです
そしてもっとも長い使用期間、一度パンツのみ買い足している
しかし安易なグレーが他のチームとよく被り、今年の中日本大会では滋賀県と対戦しほぼ同じという非常事態に…


そして今年、遂にモデルチェンジ
チームのイメージカラーと言われているグレーを基調としたものになっています


今回ユニホームを作るにあたりカベになったのが赤色制限
ご存知グランドソフトにおける赤は全盲を意味する色である

しかし黒や濃紺のユニホームやアンダーシャツと重なる赤腕は、非常に分かりにくい
そして赤黄制限があるので、白グレー青を基調としたユニホームが実に多い


そこでユニホームの制限をなくし全盲プレイヤーはビブスを着用したらどうだろうか
一目瞭然である非常にわかりやすい

他の競技では、サッカーのキーパーやバレーボールのリベロなど、通常のプレーと異なるプレーをする選手はユニホームそのものが違う・・非常にわかりやすい

おそらく誤審も減るだろう



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第三十一回 全国大会への道のり





先日街で偶然、視覚障がい者の知り合いに会いました

その時「今年も全国に行くんだよね」、「山梨は強いから」と続ける
いやいや紙一重だし、やってみなければわからない相手ばかりだよと返す
すると「でも去年は抽選での敗退だし、最近は行って当たり前」みたいなことを言う

まぁ強いと思ってくれるのはいいが、本当はイバラの道のりなんだけどろくに知りもしないでと内心は面白くない
何より関東の他のチームに対しての認識に対してアタマにきた


というか、今まで考えもしなかったが、山視協の人たちはどんなふうに思っているのだろうか…
全国出場が当たり前なんて思われていたら、たまったもんじゃない


グランドが凍る寒い時期から、注意報が出るような暑い時期も練習をし、用事があるときでも時間をやりくりしなんとか練習に参加、参加人数が少なく非効率な練習でも体力をすり減らしながらドウニカコウニカやっている

その辺のサークルと一緒にされたらたまらない


ちなみに昔から俺は、何故か県の代表意識が高い
これはキャプテンになってすぐの頃、県のスポーツ協会の会議に出席させてもらってからのことで、もちろん自分のためではあるが、常に県の代表と思って戦っている

予算をさいていただいているわけだし、ある程度責任をもってやっているつもりだ


たまに愚痴ってみました




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第三十回 岐阜に行ってきました




甲府を12時11分にでて、新横浜経由で岐阜に向かいました
なぜ新横浜経由にしたかというと、揖斐のグランドの視察をするのに塩尻経由であると17時半位着になってしまうので、ギリギリの新横浜経由にしました

予定通り13時5分に八王子に着き、13時10分発の横浜線に乗りました
13時49分に新横浜に到着
14時9分新横浜を出て名古屋へ・・
久しぶりの新幹線は無線LANが使え、各席からコンセントも使えて快適でした
どこにも止まらず15時34分名古屋へ到着
そして15時45分岐阜へ

しかし何かがおかしい・・
浴衣美人がちらほら、電車もみょ~に混んでる
調べたら大垣で花火大会があるらしい
16時22分大垣に到着
次の乗り継ぎが4分しかない上に、養老線の切符がJRみどりの窓口で買えず、この日二回目のギリギリ駆け込み乗車

次第に景色が変わり時間が止まり16時46分揖斐に到着




フロントガラスに鳥のフンが付いたタクシーで会場へ
相変わらず景色は昭和50年位で止まったままだ

15分位で会場に着きました
会場はすごくいいグランドです
しかし少し白すぎるかな~って感じです


gihu


するとグランドの中にもう一組同じ匂いの人達が…
声をかけたら鹿児島県の人達でした
少し話をさせてもらうと、数年前の岡山大会の時とは結構選手が入れ替わってると言ってました

暗くなってきたのでグランドを後に、来たコースで名古屋まで戻りました
しかし岐阜は暑い、大概は普段暑さに慣れてるんだけどこの時の岐阜と名古屋はアホみたいに暑かった

夕飯を食べホテルへ
ホテルもやはり無線LANが使えとても便利でした
オリンピックを見ながら就寝


朝から暑い
会場の最寄り駅である西岐阜駅からとりあえず歩いて行くことに・・
しかし田舎というか、住宅と田んぼしかない
迷いながらコンビニで道を聞くとあと1km位なことを言われたので、信じて歩くもどんどん道が細くなっていく・・不安になりながらも歩き続けるとそれらしい建物が見える
電話で確認するとやっぱりそれだ
目標に向かって歩くも一向に近づかない

そこへ渡辺さんから電話が「今どこですか?」
すぐそこなんですけど、後にどれ位か分かりませんと…
ようやく会場へ

ルール確認会に参加してきましたが、既に白黒つくものではなく、解釈の範囲のものが多ったです
今のグランドソフトはある意味成熟しきっているので、ルールの裏を掻い潜るようなものが多く、キャリアの浅い審判ではとても無理だと感じました
ルールに無いことは全ていいのだ、みたいな方向に進んでる感じでした
逆に三重県の勢力さんは志の高いグランドソフトを目指しているんだな~と感じました

また会の冒頭に、渡辺会長がグランドソフトボールのグランドの部分は感銘、感動などの意味合いもあると話したことが印象的でした

あっという間に2時間がたち、会は終了、昼食を経ていよいよ抽選会へ


予備抽選を経て本抽選へ結果は

1.仙台
2.山梨
3.岐阜

4.三重
5.徳島
6.大阪
7.鹿児島


土曜日
Aコート第一試合
2対3
Bコート第一試合
4対5
Aコート第二試合
6対7


日曜日 準決勝
Aコート
1対2.3の勝者
Bコート
4.5の勝者対6.7の勝者


月曜日
Aコート
決勝戦


案外早く終わったので、予定していた電車を変更しようと思ったのですが、静岡経由にしたばっかりに本数が少なく、結局甲府に着く時間は変わらないので、名古屋駅でのんびりしながら新幹線で静岡へ
そしてふじかわで甲府へ
それはあまりにもつらく長い道のりでした

帰りの電車の中で、遂に決まった相手のことなど話しながら、いよいよ大会が近づいて来たな~と実感しながらも、ふじかわの洗礼も受けつつ、長い時間を過ごしました

そして石和の駅を降りたら涼しく感じました



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第二十九回 Q.beef or a fish?.





Question

パーセンテージ方式の場合、先攻か後攻かどちらが有利ですか?


今朝起きたら身体中が痛い、昨日は辛く厳しい3試合でした
(現在5月28日pm6:00)


試合前日、突然の所用でチームへの合流が夜になってしまいました
出迎えに連れられたのは宿舎ではなく居酒屋でした
すでにみんなはすっかり出来上がっていました

居酒屋に向かう途中、組み合わせは聞いていましたが、気になったのは、

・初戦の会場が中学校
・パーセンテージ方式

後者は最後の練習の時もチラッと話になったのですが、その時は何かの間違いで会議で確認すればいいやと思っていたので、本当にまさかでした
居酒屋へ着いたら一本締めをしてそそくさと宿へ



宿に着いたらあまり話す時間がなかった
そこで、山梨の二枚看板のうち一枚は足が折れている状態で、よほどのことがない限り一人で3試合を投げ抜く予定のもう一枚の看板の部屋へと向かう

話した内容はほぼパーセンテージ方式のこと
先攻後攻ケースバイケースでどちらが有利か、個人的にスゴく嫌な大会規定なんだけど、話をして少し楽になりました

マッサージを受け寝ようとしても寝られない

当然緊張もあるけれど、先攻後攻が再び頭を廻る
悩んだところで好きな方を選べるわけでもなく、所詮結論はでないとは分かっているのだが…


朝も予定より早く目が覚め、のんびりと支度し会場に向かう
グランドに着き身体を動かし、みんなの動きを見ているうちに少しづつリラックスできてきました


初戦の埼玉戦のために第二会場の武蔵野市立第四中学校のグランドへ
だいたい徒歩15分くらいで着き、さっそくグランドを拝見
『本当にココしか無かったのか?』って感じでしたが、だんだん気持ちが入ってきたので、もはや場所はどこでもいいくらいの感じでした

注目の先攻後攻はジャンケンに勝ち、気がついたら先攻と言っていました
相手の立ち上がりにつけ込み、初回に先取点を挙げ、常にリードする形で試合を運び勝つことができました

山梨
埼玉




これでようやくメイン会場へ戻ることができました
若干の近道をし、文句を言いながら、
歩きました歩きました歩きました歩きました

会場に着くとまだ第一試合をしてました
『いったいいつ始めたん?』

少し休みBコートへ・・・そして昼食
勿体ないですが、ほとんど手を付けることはなく準決勝に備えました


相手は初戦がシードの神奈川県

ジャンケンに勝ち先攻を選びました
時間にして2秒位だったと思いますが、スゲェ~悩みました
食わず嫌いを作らぬよう後攻にすればよかったかなともチョッピリ思ったけど、ま~いっかって感じでした

相手は若く、しかもここが初戦、
できるだけ消耗戦は避けたい気持ちでした

再び相手の立ち上がりを叩き初回に先制

途中スプリンクラーが動き出すアクシデントで中断をやむなく挟み、一度緊張の糸が切れてしまい、終盤だらけてしまいましたが逃げ切り勝ち

山 梨
神奈川




そして決勝のAコートへ

既に相手の東京は少し前に準決勝を終え、アップしたりしながら決勝戦に備えていました

ベンチに入り各自がトイレに行ったり準備をする中、
また先攻後攻が頭を駆け巡る

組み合わせを聞いた時に決勝は東京と予想してました
今年は一勝一敗、東京の強さは嫌というほど分かっています

キャプテンのコールがかかり、いよいよ攻守を決めなければなりません
あっけなく結果はおとずれました

一回でジャンケンに負け相手が先攻を選んだ結果、後攻になりました
なんかその時『ヨシ‼』と感じました
恐らくジャンケンに勝っていたら、先攻を選んでいたと思います
しかし俺の本心は後攻で、後攻になるにはジャンケンに負けて相手に先攻を選んでもらうしかなかったのです
俺的には流れが向いてる!1番欲しい結果でした
この時から少しづつ『いける!』と感じはじめていました


試合前のシートノックの時にあまりの違和感に戸惑いました
グランドを作る都合上、ホームベースの位置がかなり中に移動しているので、内野の守備位置につくとなんか変なんです


一回表にいきなりの大ピンチも失点は1御の字です
これで試合になる、流れはこっちだ
これが秘密兵器向井との融合がもたらした効果か

一回裏、相手のエラーもあり4番ミヤのエンタイトルスリーベースで2得点、これが後に生きてくる本当に良い当たりでした
風がなければホームランになってもおかしくないくらい

東京
山梨



二回は落ち着き取り戻し、お互いに0点
しかしこれは確実にウチの流れ当然このままいくはずは無いのですが、時間が進むだけ精神的に有利になるのです

東京
山梨



もう一度言いますが、グランドソフトボールは通常、表の攻撃が始まりさえすれば、7回に入っていない限りその裏の攻撃は時間に関係なく保証されます。しかし、この大会は90分になった時点で即終了し、得点をアウト数で割り、数の大きい方が勝つというルール(パーセンテージ方式)を採用しているのです


三回表、相手の足を活かした攻撃で遂に同点にされる
(この回、ランナー1塁で打者をセカンドライナーに打ち取った時、1塁ランナーが飛び出ていたので、ダブルプレーを狙った厳しい送球が1塁にきました。残念ながら取ることができなかったのですが、ランナーとクロスし本当にここしか無いという狭いところに投げてくれたので、何としても取りたかったぁ今でも悔しいです←このランナーがホームインした)
 

東京
山梨



しかしまだまだ気持ちの上ではゲームのイニシアチブは握っていました

そして三回裏の攻撃
ツーアウトながら1,2塁の場面で先ほどスリーベースのミヤを敬遠し、満塁策をとる東京

次のバッターは"KING of OYAJI"前嶋
当たりはサード強襲
恐らく普通のサードならタッチもできないでしょう
その間に走者一掃‼

続く男吉村は、コントロールが良い東京のピッチャーから粘ったすえフォアボールをもぎ取る。そしてチャンスに強い竹さんが前嶋さんを返す。この時1塁から一気に男吉村は走る。最後は気迫のヘッドスライディングが…3塁ベースに届かない最後は這いつくばって手を伸ばし、際どい判定はセーフ‼

そして普段から前嶋さんが手取り足取り指導し、ずっと信じ続けていたトミーがここでセンターの頭を越すタイムリー
これでこの回5点‼

(この日何本かヒットを打ったんだけど、この回のセカンド内野安打が1番嬉しかったな~身体が勝手に反応してのスライディング、泥臭くてもヒットはヒット)

東京
山梨

  

普段は良くも悪くも時間を気にしないようにしているんだけど、三回裏の攻撃中あと20分というのが耳に入ってしまいました

そして試合は四回へ
残り時間を知ってしまった都合上、この回が最終回であり、おそらく抑えれば優勝できると考えてしまう


東京は8番からの攻撃なんだが、アウトが…取れない


フォアボール
エラー
etc、etc、
1点2点と返され、さらに3点目が


この日は3試合スタメンオーダーに変更なし
ピッチャーを含めほぼ全員が出ずっぱり
気持ちはまだまだ、あと1試合くらいはみんないけるんだけど、
身体がいうことをまったくもって聞いてくれない頑固者


なおもノーアウト2,3塁で三番の全盲打者に一球二球とストライクが入らない
ここで一度流れを変えようとピッチャー交代
そしてこのバッターでなんとか流れを変えたい

その時、確かに俺の耳には聞こえたんだ、本部のタイマーの音が…
まるまる90分が今終わった

ということはこの時点で終わり…⁉
そう、終わり、勝ちです

まさかこんな形で優勝が転がり込んでくるとは…いえいえまさかではなく、途中でタイムアップになるだろうな~って思ってました
だって誰よりこの大会規定にナーバスになっていましたもの


東京
山梨




この試合は明暗を分ける三つのプレーがありました

ツーアウト満塁でサード方向に打球が飛びました

東京の攻撃はサードキャッチ(一回表)とショートゴロ(三回表)で三者残塁
山梨の攻撃は走者一掃で3得点(三回裏)



山梨のサード吉村さんは決して上手くはありませんが、いつも1時間以上時間をかけ1番遠くから練習に参加しています。普段から辛いコトもいろいろあると思いますが愚痴の一つもこぼさない到底ファインプレーとは言えませんが、いっぱいいっぱいになりながらも、あの時あの打球を取る資格は十分あります(この試合はサードキャッチが3回も…)



Answer

大会前夜から大会が終わり何日かたち、いろいろ考えた結果、実は先攻後攻はあまり関係ないのかな~と
どちらにもリスクがある

決勝は山梨が先にビッグイニングを作っただけで、当然逆の場合もある
ただ点が入って同点の場合、2/3の確率で後攻が有利ですが、その状況になる確率まで考えるとあまり意味はありません

要はビッグイニングをいかに先に作るか

あくまでも個人の好みであって心理的なものなのかなと
当然チームのスタイルや戦力、相手などでどちらがイイとは言える
チーム競技なのでどちらという意志統一はできるが、しかし必ずしも選択できるわけではなく、あまりこだわってもいけない

強いていえばキャプテンに与えられた唯一のイベントかなと


しかしパーセンテージ方式は、負けている方にあまりにも不利なルールに間違いなく、できたら廃止して欲しいルールです



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第二十八回 ホームランの打ち方教えます





久しぶりの更新です
練習も再開されたり身の回りもバタバタと忙しかったりとでサボってました

お詫びも兼ねてホームランの打ち方を教えちゃいます


まずバットはなるべく木製を使って下さい
パワーのある方は金属でもかまいません

なぜ木製をススメるかというと、ボールに対する反発力が木のほうが大きいからです


次にボールの中心ではなく、中心よりやや下を斜め45度位の入斜角で捕らえてください

なぜ中心ではダメかというと、ボールが衝撃を吸収してしまうので打球の勢いが失われやすいです

なるべくボールを潰さずに、乗せて運ぶ感覚を身につけて下さい


これでホームラン王も夢じゃありません


絶対に他言してはいけません、ここだけのナイショの話です


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第二十七回 クラブ馬主





競馬の話その3

クラブ馬主とは金融ファンドである
馬を何口かに分けて獲得賞金を分配するというものであるが、実際はほとんど儲からない
まだ日本の国債の方がマシなレベルである

なので金欲しさやる訳ではない
そもそも俺位のレベルになれば競馬を金目的でやってない、金はオマケみたいなもんだ


競走馬は2歳でデビューするんだけど、1歳の春から秋に募集があり、カタログやDVDを見て活躍しそうな仔馬を選び申し込む、応募口数を上回ると抽選になり募集馬が決まる

このプロセスが楽しい、まさに夢だらけ

口数はクラブによって異なるが40~500位である
当然少ない方が費用も大きいが配当もいい

ちなみに昔、独身の頃は20口というのを所有している時もあったが、大赤字で火の車になった

で、昨年めでたくクラブ馬主に復帰したのだが、今回は400口なので楽だ
これなら死ぬまで続けられるし、いつかダービーを取れると思っている


最近は景気が悪く、老舗の牧場が解散したり有名な個人馬主も行方知れずだったりと、昔に比べてかなり質のいい馬がクラブにも集まってきているので、クラブでもやはりいい馬は抽選になる

なので昨年度新規入会の俺は分が悪く、二度抽選に外れるなどまともに馬を選べない状態だたので、今年の募集は今から楽しみで仕方がない

ある程度見当がつくので既に検討に入っている、これだけ楽しめれば逆に金を払ってもいいくらいだ………とは言い過ぎだが

金は二の次と言ったがそんな理由もあり、最近活躍する馬は実にクラブ馬が多い
例えば昨年の三冠馬オルフェーヴルや最強牝馬ブエナビスタなど、あまり競馬を知らない人も知っているような強い馬もクラブ馬なのである



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第二十六回 関東代表者会に行ってきました





2月5日、東京の高田馬場まで行ってきました
一応は肩書きは副会長なんですが会長と事務局と渡辺さんがしっかりしているのでチーママみたいなものです(いや、ちょっと違うか)

朝10時の会議に間に合うには、一度甲府にでてから新宿に向かうので、少しというかかなり面倒です
車中で朝マックを食べるくらいしか楽しみがないです
ちなみにホットドックとホットケーキを食べました


詳しい話は練習の時に報告するとして、渡辺さんが会長として海外より国内強化と言ってくれたのは嬉しかったです


それから提案として関東リーグを全チーム総当り、もしくは今までの3ブロックから2ブロック制に変更というものです
実はこれは少し前から俺も考えていたことです

主幹にになると3チームのブロックならいいけれど、4チームのブロックは各チームの調整が難しく、いっそ大会にして決められた日時に来られるか来れないかの方が楽なことと、各チームの試合数が増やせる、ブロックによる不公平感をなくせるなどが理由です

今回は東京のウイングスの休部と東京の選抜チームの問題で参加チームが7~8チームとなることからこの話がでたわけですが、とりあえず俺の考えとしては先ずは2B制で・・なぜ2B制かというと決勝トーナメントを残したいからです
あと7チームなら総当たりも容易ですが、8チームだと1チームあたり試合日を3日設けなければなりませんから

関東代表者会議の場で抽選にてA.B各ブロックに分け、各ブロック1位チーム及び開催地チームと前年度優勝チームのブロックは2位がワイルドカードとなる4チームで決勝Tを行う

*ワイルドカードの都合上、前年度優勝チームと開催地チームはブロックを分ける(これは特に理由はなく別に同ブロックから3チーム選出されてもかまいません、なくてもいいです)


最後にいろんな話があったんだけど、競技をする上で今更当たり前だけど審判がいないと成り立たないんだな~と
そして審判の育成や経験を積み重ねることはスゴく大変なことだとも…
そこで持論のルールが複雑でムダに多いというところにつながるのですが…


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第二十五回 ケータイのことなら俺に聞け





先日姉一家がauからSoftBankにキャリア変更しました

姉の希望は、姪二人のケータイをスマートフォン変えるのとコスト削減の二つ・・迷わすSoftBankのiPhoneを勧めました
買い方や細かな話は省くとして間違いなくベストの選択です

また、今何処がいいの?とかみんな一緒でしょ?と聞かれますが、何を望むかにもよりますが、今はSoftBankで間違いないです

しかしこれはあくまでも今の話であり、ずーとではありません

もっと言えば、その時俺が使っているところのが1番いいです

ちなみに一人暮らしでパソコンとかよく使うならau
通話が多く、特に相手がケータイという人はドコモがお勧めです


今は番号がそのままでキャリアが変えられるので、メールアドレスが変わるだけです
メールアドレスもフリーのGmailとか使えば更に問題なしです
が、今Androidを含むGoogleのサービスを多用するのは少々注意が必要です
ザックリ言うとサービス向上のために貴方にまつわるデータはすべて見ますと言っているからです


また俺の思うに、もう少しすると若い人たちを中心にメールの利用頻度は減るでしょう

何故かというとSNSがその役割をなすからです
日記やつぶやきをすれば、一人どころかいっぺんにみんなに知らせることができ、また従来どうりプライベートな個人宛のメッセージも送れる
しかもメールアドレスなんかぜんぜん知らなくても送れるのだ
またグループのスケジュールなども個別に連絡する必要などないし、なくなることはないですがメールなんて過去の産物になりはじめています

まぁそんな時代になるから、外から入り込めないGoogleが個人データを採取するなんて言い始めたんだけどね


なんでもいいと言えばなんでもいいかもしれませんが、今やケータイは最も重要な生活インフラ、キャリアに縛られずその時ベストなものを持つのに越したことはありません


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第二十四回 青色競馬団





競馬の話の続きです


あえて俺が作った競馬サークルと云おう
今のメンバーが出会ったのはおそらく1998年、なので15年も経つ
当時俺は29歳、1番若い二人がまだ17歳、そして25歳、
もう一人は一緒に補導された友達なので同級生の5人
本当はもう一人いたのだが今の形態になる前なのでカウントしない

そして青色競馬団となったのは1999年の5月位だろうか
それから連絡が取れない時期があったり、メンバーが関西に進学したり、地元の横浜に帰ったり、会社がなくなったり・・それぞれに色んなことがあったけど続いています

なぜ青色競馬団という名称になったかという話はいつか機会が会ったら書きたいと思います


どんな活動をしているかというと、デビュー前の馬を各自10頭選び、ダービーまでの成績で楽しむというPOG(ペーパーオーナーゲーム)という遊びです

ちなみに2011-2012年度の持ち馬

マシュマロ
スピルバーグ
ダノンムーン
エックスマーク
ビキニブロンド
モンテエクリプス
ディサイファ
ウォーレンバローズ
アデンピアモ
グルトップ


それからもう一つは、決められた予算内で一年間のG1レースを予想するというもの


ちなみに過去の成績は、POGの優勝が1回、馬券の優勝が3回です


で、全員が揃うのは多くて年二回くらいです
俺にとってこのサークルとても大切なので死ぬまで続けれたらと思います

ちなみに今年は、関東大会の日にPOGの各自の馬を決めるドラフトがあります


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第二十三回 コンビニ




生活習慣が変わり、以前に比べコンビニにあまり行かなくなりました

そのかわり最近は駅ビルに寄るので、書店やマクドナルド、ミスタードーナツに寄る回数が増え、ついついムダ買いしてしまいます

コンビニは前はほぼ毎日行っていたのに…
なのでたまに行くと目新しさに惹かれ、ついつい買いすぎてしまいます

今回はこれ





1番好きなカップ麺はやはりカップヌードル(しょうゆ)
あまりの大きさについつい購入


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第二十二回 競馬の話




久しぶりにグランドソフトと関係ない話をします

俺の中でグランドソフトと双璧をなす趣味、競馬 
ハズレが込むと興味が薄れたり、調子が良いと興味が尽きなかったりと、実にわかりやすい
まぁ趣味というよりライフワークと公言しているくらいです

そんな競馬の話を少しして行きます

おそらく1番最初にウインズに行ったのは、1987年のメリーナイスが勝ったダービーの時だと思う
ちょうどオグリキャップが地方でデビューした年だと思います

当時16歳の俺は友達とウインズへ行った
以前から親戚の叔父に馬券を買ってもらったことはあったが実際に馬券を買うのははじめてだった
ダービー当日だったが、朝一だということもあって、そんなに混んでなかったが、それがまずかった

試しに第一レースの馬券を無事に買った直後、見知らぬオヤジがニコニコと俺の肩をたたく
何このおじさん・・と怪訝そうな顔でオヤジを見ていると、「君何歳?馬券買っちゃダメだよ、あっちの友達?」と二人揃って補導されてしまったのだ、それもダービーを買う前に…
奥の部屋に連れてかれ注意され始末書を書かされた

その時とっさに嘘をついた
自分は18歳で18歳から買っていいと思ってた、と・・もちろん20歳以上と知っていたが許してくれると思い必死だった
生年月日を聞かれ2歳サバを読むのにシドロモドロになりトイレに逃げたのを覚えている
今思えばなんともいい思い出だ

それからなのでもう四半世紀やっていることになる

今まで一体いくら位使ったのだろうか…



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第二十一回 グランドソフトルール論 その6




いっそピッチャーは弱視でもいいじゃない


昨年末チームで紅白戦を行い、諸事情により人数やグランドなどかなり特殊ルールを採用しました

そんな中ピッチャーを晴眼者や弱視がやったのですが、実にテンポがいい

単純にストライク・ボールだけでなく、返球もダイレクトになるわけだし

おそらく1時半で5~7イニングは普通にいくでしょう


弱視がピッチャーをする場合
・ピッチャーは打球処理ができないものとする
・返球の処理は普通におこなえる
・全盲打者の時は打球が内野のラインを越えるまで停止圏の中から出られない
・打球に触れた時点でツーベースヒットとする

また弱視6人全盲4人なのだから、どこかが手薄になる
もちろん全盲がピッチャーをしてもかまわない


この場合最も問題なのは全盲選手の存在感だろう

例えばバッターが全盲の時だけ弱視ピッチャーを使うケースが考えられる
その場合間違いなく全盲選手のフォアボールでの出塁が減るだろう
前に書いたが全盲対決の1番の見所は心理戦なので、それが減ってしまうのは残念でもある

少し話がそれたがそれくらいだろう
むしろこうすることによって全盲打者の思い切りのいいバッティングが増え、逆にヒットは必ず増える


視覚障がい者競技で象徴とも言えるポジション、しかも全盲は着けるポジションがある程度限られることも承知で書いているつもりである
むしろ1番育てるのに時間がかかるピッチャーを容易に作ることができるので、チームが成り立ちやすくもなると思うし、競技として健常者への普及も考えられる


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第二十回 グランドソフトルール論 その5



タッチアップ

ご存知の通りグランドソフトのタッチアップは、野球やソフトボールとあきらかに異なり、捕球アウト成立前にランナーはスタートをきれる

実はココがポイントなのだが、通常は審判員の間で「クロックワイズ」といって、互いにフォローしあう体制が整えられ、絶対にランナーに一人はつくようになっている
そしてその審判員は打球とランナーが見える一番良い位置どりをするので、よっぽどじゃない限りミスはしない
基本はグラブに収まった瞬間、ランナーの足がベースにあるかの確認

まずこれが出来きない

弱視野手がフライ処理する時ならともかく、全盲守備者の場合はどこでタッチアップの権利が発生するかが分かりにくく、またリタッチするランナーを審判員が確認出来ていない
そして戻る素振りはあっても実際にベースを踏んだかどうかを大概の審判員は確認できていない
アピールプレイで審判員に確認をしても、シドロモドロで毎回ランナーの自己申告に頼るありさまだ・・ランナーもバカじゃないんだからリタッチしたと言うに決まっている


で、全盲守備機会時は無しにするのが分かりやすいが、それではつまらない
そこで攻撃側が自己申告する、該当コーチャーが「リタッチ」と宣言しなければタッチアップを認めないようにする
当然、コーチャーが声を出すので相手チームや審判員に意識が向き、確認が容易になる

守備側もリタッチを聞いてカットしても良いわけだし、また攻撃側もリタッチで気を引きカットさせ打者を助けるなど新たな駆け引きが生まれると思う

実はグランドソフトは駆け引き性の非常に強い競技でもある


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第十九回 さらばグランドソフトボール




明けまして今年もよろしくお願いします
本当はもう少し早く更新する予定だったのですが、体調を崩していたので遅くなりました
新年一発目なので、できるだけ過激に書きたいと思います


いままでグランドソフトルール論として、何回か言いたいことを好き勝手に書いてきましたが、全てそうなることを望んでいる訳でもなく、これは現ルールやグランドソフトボールそのものへのアンチテーゼととらえてもらって結構です

グランドソフトはすごく楽しいです
しかし腑に落ちない部分もかなりあります

ゲームであり競技である以上、勝ち負けは最重要だと思います
故にミスジャッジやシステムに矛盾を覚えるのです


私の考えるグランドソフトは現行ルールでも構わないのですが、それには完璧にちかく裁く審判員が必要で、プロの審判員でも育成しなければ非常に難しいです

要するに無駄に複雑だったり、曖昧な部分があったり・・そこでソフトボールや野球をある程度知っていればわかるようなものが望ましいと考えます
そこでなるべく全盲と弱視で異なる部分を無くしていく・・


例えば、全盲打者の時はキャッチャーが手ばたき後声を出してはいけないのはわかるが、弱視打者の時なぜ良いのか?
全盲打者のハイバウンドはなぜ弱視打者に適用されないのか?
これは少しでもピッチャーがストライクを取り易くするための配慮なのか?果たして本当に必要なルールなのか?


それにスリップボールって何?
一部の審判員がスリーバウンドしてないボールをスリップしてるとか言うけど、それは当たり前・・基本ほとんどのボールがスリップしてます
なんとも審判員に都合のいい言葉
厳密にスリーバウンド取れないのなら、審判員の資格はないだろう


全て同じには出来ないし同じにする必用も無いと思うが、こういった過度にルールを複雑にする余りに敷居が高くなってしまって、新たな競技者が増えない要因にもなっていると感じる

このままでは早くて10年、遅くても30年後位には成り立たなくなっているでしょう
連盟の人たちはその辺りをどう考えているのか?
危機感はあるのか?なければただのアホだ・・
海外に目を向けることもいいが、既に足元がぐらついていると思う


何年か前にアイシェードの不正疑惑が取り上げられた
アイシェードをズラすとか隙間から覗くとか色々言われたが、要はする意思が有るか無いかの方が重要だと思う
そんなことより整列の段階で一度チェックをすれば、その後はしないとかいう方がよっぽど問題である
ベンチに戻った時にいくらでもすり替えられる
ドーピング検査みたいに抜き打ちで、イニングの途中でチェックをする方が実用的で平等である

ちなみに俺は、あの選手は絶対不正はしてないと信じている


以前も触れたが指示違反もそう
センターとレフトやライトショートが小声で会話していても、たぶん審判員にはわからないだろう・・事実、兵庫大会でやっていた選手がいたが、審判員は誰一人気がついてなかった

新潟大会の決勝では、愛知県のサードがレフトに指示を出し、レフトがキャッチしたが、レフトショートの指示違反と審判がジャッジしたケースを見た
恐らくはじめて聞く声の主がサードとレフトショートのどちらかと聞き分けられるのだろうか?またシロウトでもあるまい、決勝を戦うチームの、それもレフトショートが大声でレフトに指示を送る方が考え難い

ではベンチで指示したらどうなのか?
観客が指示したらどうなのか?
そもそもなぜワンタッチ後も全盲同士は声を掛け合っていいのか?
前にも書いたが、コレは矛盾だらけなので早期になんとかしてもらいたい


いろいろ言いましたが、俺はこんなグランドソフトが大好きなので、今年もよろしくお願いします


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第十八回 グランドソフトルール論 その4


選手登録

最近はどこも選手が足りず、合併チームや助っ人選手を大会で見かけることが少なくありません

現行ルールでは、大きな大会は選手登録時に弱視・全盲を区別してますが、これをやめて試合毎に全盲と弱視を変えられるようししたらいいと思います

第一試合は全盲、第二試合は弱視でみたいに・・そもそもなぜダメなのか分かりません
プロ野球ですら野手がピッチャーをやったりしているのですから

もう一つ踏み込んで試合中の変更だってかまわないと思います

ダメだという明確な理由が見当たらない

今年はいろいろありましたが、来年は良い年に是非したいと思います
一年間ありがとうございました

良いお年を

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第十七回 グランドソフトルール論 その3


指示違反

この前の試合で外野に打球が転がり、ライトショートがキャッチしたが、審判にセンターの指示違反とジャッジをされ、アウトがツーベースになり、2塁ランナーがホームインというプレーがありました

これは打球が緩く、センターが一度は自分で取ろうとしたが、ライトショートに任せようとして後ろに回り込んだのが指示行為にとられました
後ろに回り込まないとライトショートが取れなかった場合、エンタイトルツーベースになってしまうので当然のプレーであり、故意としたものでもありません

審判の言い分は、打球に回り込むのだから指示にあたる、打球の後ろはダメだ、ということ

これは審判の主観です

ルールなので厳密にとるなら、全盲守備者がキャッチする時、弱視プレイヤーの全ての動きは指示にあたる
そもそもルール自体が笊な糞ルール

ならばせめて、指示行為があったと審判が判断したら、その時点で全盲の対象打球から外れた旨をコールすればいい
守備側は微塵も指示をしている意識がなく、突然審判に指示違反と言われても「ハァ~~」って感じです

それを交通違反の切符切りみたいに突然出てくるのではなく、その時点で「ダメだ」と言ってカットさせ、プレーを続けさせるほうがスムーズです
ペナルティを課す必要性はないと思います


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第十六回 グランドソフトルール論 その2


スリーバウンド

無くそうか

あと全盲と弱視で定義を同じにしようか

スリーバウンドは曖昧過ぎる
いっそなくしちゃえば、もう振るしかないね
とりあえずベース付近にきたら高低差関係なく

三振は増えフォアボールが減る、試合もスピーディーになるだろう
もしかしたら7回とかいっちゃうかも⁉

ややこしいので全盲打者も同じルールにする
もう全盲打者なんてまぐれでもないと出塁できないかも・・
しかしストライク、ボールの誤審は減るだろう

試合をしていて全盲打者がワンバウンドとかでストライクを取られると、こんなことも考えてしまうわ

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第十五回 グランドソフトルール論



全盲ランナーについて

試合をしていると時々まともに一塁まで走れない選手がいます
しかも平気で守備ベースに突っ込んできたり・・全盲選手といえどフェアラインに入ったり、大きく逸れたら即アウトでいいと思う

そのためにコーチャーがいるわけだし、自信がなければゆっくり走ればいいし、それでもダメなら歩けばいい
みんな練習しているのだから、競技として最低限のレベルにないとならないと思う

その中で技術をもって寄せてくるとかならいいけど、当てずっぽう走られてはたまったもんじゃないし、一所懸命やっている人に失礼とも思う

もともとルールがあるのだから、変に甘やかす方が痛々しい


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第十四回 グランドソフト進化論



 ルールについて個人的見解を書いて行きます

 今回は一回目なので超進化論をぶち上げます

 グランドソフトはソフトボール、野球などのルールがベースとなっていますが、なぜこんなにルールが複雑なんだろう?ともっと分かりやすくできないものか?なぜ誤審が多いのか?

 理由を幾つか考えてみると、

①まずベースが守備用と走塁用と二つあり、しかも第三のベースともいえる停止圏もある

②全盲選手と弱視選手でルールが異なる

 大きな理由はこの二つだと思います
 審判が同時に行うことが多すぎる

 そこで今回は大胆な新ルールを提案します

●基本的に選手は守備時のキャッチャー以外アイシェードを着用し、9人制に戻します
●ルールは現行と同じで取ればアウト、キャッチャーは打った瞬間だけポジション名のみ言えます、あとは全員全盲守備者なので気兼ねなく指示して結構です、審判もわかりやすい
●捕球後はキャッチャーの指示で返球します
●ストップボールはすべてシングルヒット

 多少野手同士の接触があるかもしれませんが、スポーツなので当然、よほどのことがない限り走塁妨害及び守備妨害はありません

●けん制球ができないのでリードなし
●停止圏もなし
●基本的に打球はすべてフライアウト

 イメージ的にさらに野球盤に近づく感じ・・ブラインドサッカーのポテンシャルを見ていると充分対応できるとおもいます

 だいぶスッキリすると思います

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第十三回 わが愛しのグランドソフト

 

 
先日久しぶりのHP委員会(名ばかりですが)があり、一年ぶりにHPが更新されました。管理人に文句の一つや二つ有りましたけど・・今はありません(お腹がいっぱいになったので・・)何はともあれ、なんとか冷やし中華の再開ができそうです。

 山梨の今年の予定は基本的には終わってます。あと何回か練習があるくらいだと思います。今年はツライ一年でした。やはり関東大会が雨で抽選になったことですね、やめたくなるくらいツラかったです。まぁそれ(全国大会に出る)だけじゃないので
前もコラムに書いたけど、どこまでも続くので…

 で、話は変わりますが、先日のHP委員会で紅白戦の話がでました。やりたいですね~何とか今シーズン中には、部長を中心とした紅白戦委員会を発動しなくては…

あ~またイベリコ豚の角煮食べたいな~

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第十二回 奥籐なう


 鳥もつ煮食べてきました
カキフライが美味しかったです
 


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第十一回 グラソフつづくよどこまでも



 
今日、ゆめ半島千葉大会が終わりました。優勝を目指し挑みましたが、力が足りず4位という残念な結果になってしまいました。

 初戦の青森県チームはとてもいい雰囲気のチームでした。準決勝の愛媛戦は空回りしてしまい、完全に自滅してしまいました。素晴らしい打撃力でした。少し意識しすぎたかもしれません。もう一度きっちりと山梨の野球をして試合をしたいです。3位決定戦の京都戦は負傷者が多数のわりにはなんとか山梨の野球ができたのですが、残念ながら敗れてしまいました。京都県チームはピンチになっても慌てず、しっかり自分たちの野球をしてました。どのチームもとても素晴らしく、見習うところがたくさんありました。

 今回の敗戦を私なりに考えると…
1.無欲になり切れなかった。全国の強豪と試合ができる喜び以上に、あまりにも勝ちを意識しすぎたような気がする。
2.良くも悪くも全国大会に場慣れして相手を観すぎた。上手くいくケースもあるのだけれど、今回は意識し過ぎて全然いつものことができなかった。
3.徐々にボルテージを上げていきたかったが、初戦でヘンに上がり過ぎてしまって、準決勝はむしろ下がってしまった。もう少し冷静にやれていたらと反省中です。勝ち負けはともかく普通にやれば、あそこまでは差がつくことはないと思う。

 また今回の大会は、毎度お馴染みの大介くんや、やはり第1回宮城大会の時のサポーターだった舞さんが応援にきてくれました。結婚して今はお腹に赤ちゃんがいるそうです。とてもキレイな女性になっていました。またいつも死闘を繰り広げる東京チームの人や埼玉県チームの人たちが来てくれてとても心強かったです。

 大会終了後前愛知県チームの貝沼さんと少し話す機会がありました。愛知県は昨年決勝で微妙なジャッジで流れが変わり惜しくも優勝を逃し、今年も最終回に一打サヨナラという場面で、ピッチャー返しの打球がキャッチャー正面に転がってしまい、2年連続の準優勝になってしまいました。タラレバはなしですが、なかなかあと一歩がとどかない、また一年出直しだ、でも優勝したから終わるわけでもないんだけどね、と言っていました。
 確かにまた来年全国大会に出るにはブロック大会を勝ち抜き、さらに全国大会のトーナメントに勝ち進まなければ、決勝戦の舞台に立てません。気の遠くなるような道のりです。とても長いです。しかし楽しい・・確かに優勝してもそこはゴールでもありません。「優勝したから終わるわけでもないんだけどね」という言葉がなんだか胸に残りました。
 山梨は今年の大会で、今年67歳になるアオちゃんが戦力として試合に出ました。とても嬉しそうでした。終わりなんてありません。勝負なので勝つことは当然大事ですが、それだけではありません。だからきっとアオちゃんもグランドソフトを続けているのだと思います。
 今回も千葉県の鵜澤さんサポーターの落合くん、斉藤さん、鈴木さん、山アさん に出会えたこともとても嬉しい思い出です。

 勝つ喜び、負ける悔しさ、凄いバッティングやファインプレーを見た時のワクワク感、遠征先での思い出、全国大会などでの出会い、嫌になるほどツラい練習・・それでもお昼ご飯を食べる時はみんなで世間話するのも楽しい。甲府に着きピッチャーの大野と別れる時、しばらく一週間位はグランドソフトのことは考えないでいようと話したけれど、やっぱり考えてしまいます。きっと大野も同じだと思います。来年の関東大会はまだまだ先ですが、やらなければいけないことが沢山見つかった感じです。67歳にして全国大会に選手として出場したアオちゃんが、なんとも羨ましく輝いてみえました。

 最後に3位決定戦後グランドを離れる時に、Bコートの本部ボランティアの人に「昨日からナイスプレーでした」声をかけらてた時ポロっときました…歳をとったと感じました

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第十回 座布団一枚



 この間の練習の帰りに盲学校からタクシーに乗ったのですが、運転手さんが管理人のことを知っていて、今日はいないのと聞かれたので北海道ですと答える。
すると管理人の熱帯魚の話になったので、最近は魚より女にこっていると冗談を言うと
「ほ~人魚のほうですか。。。」

上手い

管理人さん座布団ならぬチップをあげてくださいね

あと休むとキケンですよ

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第九回 いざ抽選会へ



 本日仕事を終え17時26分の特急かいじに飛び乗り今電車の中です。

スムーズに乗り換えても千葉に着くのは8時過ぎ。
さっきGoogleマップで調べたらそごうにラーメン山頭火があるみたい。開いていることを今は祈るのみ。

話を本題に戻すと明日いよいよ全国大会の組み合わせが決まります。

1番試合をしたかった福岡県が出場しないのは残念過ぎるけど、どこもブロック大会を勝ち進んだ強豪です。相手もそうですが何時の試合になるかのほうも気になったりします。

千葉に着いたのでとりあえず下調べしたらーめん山頭火へ直行。

しょうゆらーめんとトロ肉ごはんです。

     

コンビニで無事ダイドーもGET!

とりあえず管理人がしばらく留守にするので組み合わせ速報はみんなの掲示板に書きます。

ではマッタリしますのでおばんで。

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第八回 葉山牛カレー



 勝利の味です。

関東大会の日、帰りによった足柄のSAで自分のご褒美に買った葉山牛カレーです。

レトルトなのに1280円です。
ずーと忘れていたんだけど、ついに食べました。

   


味はまぁまぁです。
レトルトにしてはそこそこ美味しいけど1280円ですから…。

   

あとキノコが入っているのも×です。



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第七回 東日本大会②
~今後のグランドソフト



 東日本大会の時学生の関東大会の話になり最近はどのチームも学生チームと連携をとっているとのこと。

山梨も学生と練習試合を初めてから10年くらいは経つのだろうか…。

ただ残念ながら単発の練習試合に終ってしまう。
中には学生時代から社会人チームに参加した選手もいたけど、ほとんどが年に1回くらいの付き合いだ。

近年は年一人位なんとか新メンバーが増えてはいるが、厳密にいえば休部者もいたりするので増えてはない。
どこの県も新メンバーの加入やチームの高齢化は大きな問題だ。

そんななか、各都県の人達と意見交換する機会がありヒントがあった。

練習機会の少ない学生が社会人の練習に参加するケースだ。

あくまでもチームに属すのではなく機会を与えてあげ、更には面白さや奥深さ。
また
グラソフ以外の部分の交流など気軽に参加してもらうのだ。
学生のチームの試合機会は年に1~2回、それではなかなか醍醐味も分からないし、上達もしない。

若い人達が参加しなければグランドソフト界の未来も暗い。

幸い先ほど学生の関東大会を終えて練習に参加したいとの連絡があった。

こういう気持ちにはできるだけ応えてあげたい。


最近は複雑なルール、必要人数などから盲学校で全く教えないケースもあるらしい。
もっと危機感を感じて普及活動をしなければ10年後20年後本当になくなってしまうかもしれない。

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第六回 東日本大会
~鳴子御殿湯には気をつけろ瀨
 



 7月18日
07時00分家を出て石和温泉駅に向かう

朝から暑い、嫌な予感が

07時13分かいじ102号に乗車 高橋と合流

後ろの座席の外人のおばさんが終始電話で話しをしていて寝れない

09時03分新宿に到着
予定通り
7分の連絡で湘南新宿ラインで大宮に向かう

大宮駅で駅弁を買おうと思うも牛タン弁当がないのでここでは買わず車内販売に賭ける
09時58分やまびこ47号に乗車
車内販売で無事に牛タン弁当をGET
10時30分
ここで事件が起きる、トイレへとデッキに向かうも暗くて分からないので壁伝いに手探りでトイレを探すもなかなか見つからない、そうこうしている間にカーテン越しに人を触ってしまう、慌ててすみませんと謝るとどうやら車掌さんらしく
トイレを教えてくれるも扉の所の点字に手を誘導される…当然ながらなにも分からない
やっと扉を開けると小専用 『すみません洋式はと』尋ねると再び扉の所の点字へ
…∨∨〓↓■△な

12時00分古川に到着
バカみたいに暑い

12時12分陸羽東線で鳴子御殿湯へ
どんどんとトトロがいそうな森へ
昭和の時代へ
時間がないので電車の中でユニホームに着替える
12時51分鳴子御殿湯駅に到着

駅には全面協力のホテルのご主人さんが迎えに来てくれていてすぐさまグランドへ

13時グランド到着
暑い
本部に向かい挨拶をしプログラムを見る
フェニックス登録メンバー10人(弱視6全盲4)
気が遠くなる
フェニックスと合流
軽く準備運動をする
暑い

13時40分頃
埼玉戦
2番ファースト
暑い
暑い
暴走族が交通規則に法り走り回っている
暑い
試合終了

15時30分頃
連戦で仙台戦
2番ファースト
暑い
暴走族
暴走族
暴走族(暴走族も東日本大会らしい)
暑い
暴走族
蜃気楼見える
ボールが川をドンブラコドンブラコと流れていく
試合終了

18時00分
ホテルへ
お風呂の定員が4人のため部屋で待つことに
部屋のメンバーは高橋会長、飯塚監督、晴山キャプテン
(-.-;)
とりあえず乾杯!

部屋の窓は開けてはイケないらしい
19時00分
風呂へ、調子良いシャワーを全員で使い回す

19時30分
食事へ
またまた乾杯!!
ご飯をオカワリをする
美味しい

20時30分
部屋に戻る
さらに乾杯!!!

ホテルの回りに明かりはない
高橋会長が歩いて最寄のコンビニへ

やっぱり乾杯!!!!

21時20分
会長が戻る
早速乾杯!!!!!

天井が回る…

   

07時00分
起床

08時00分
朝ご飯をオカワリ
美味しい

08時30分
時間があるので最寄のコンビニへ
回りには何もない

10時00分
グランドへ
日に焼けて皮膚がイタい

11時20分頃
千葉戦
2番ファースト
日に焼けて皮膚がイタい

12時30分頃
栃木戦
2番ファースト
日に焼けて皮膚がイタい

着替え弁当を食べる
日に焼けて皮膚がイタい

駅へ
16時42分
タヌキの国から現実へ

17時06分
古川から新幹線で大宮へ
車内販売が来ない
来ない
来ない
やっと前沢牛弁当をGET

19時09分埼京線で新宿へ各駅のため与野本町で下車

19時17分与野本町から快速で新宿へ
これで新宿到着が19時53分から48分へ
目標は20時発のスーパーあずさ
19時48分新宿到着、扉が開くと階段が…昇って9番線へ降りるとちょうど自由車両5号車の所へ
19時50分 列に列ぶ余裕で自由席に座る

トイレへ

20時10分ここでこの遠征最後の事件が…車掌が切符の拝見くるが切符がない…
車掌に一応切符を無くした事を告げると落とし物が届いていると 車掌が何処何処間と逆に尋ね返す『鳴子御殿湯~』こんな切符を今日持ってるのはグラソフ野郎
くらいのもんだ

あっさり認められ無事に難をのがれる

20時59分
大月着
21時25分
各駅で石和温泉へ
22時07分
石和温泉着
遠足は家に帰るまでが遠足です

22時15分
帰宅

もし鳴子御殿湯でタヌキのしっぽが見えても絶対に気がつかないフリをして下さい
葉っぱのお金はもちろん他の場所では使えません

玄関にいるのは柴犬は森の番犬です


今回の東日本大会の試みは非常によかったと思います
カメルーンの中津江村じゃないけど鳴子温泉の人たちはきっと視覚障害者のこのスポーツを忘れないでいてくれるでしょう

ただ…遠ぃ。

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第五回 祝 勝 会 



 先日学生との練習試合をしたあとエースの大野&部長の新築したばかりの新居で
関東大会の祝勝会をしました。

実は乾杯の挨拶の時、昨年は居酒屋で残念会というか決起集会をしたことを思い出し胸が一杯になってしまい、あとはそれを悟られまいと今度はグダグダになってしまいました。
申し訳ありませんでした。


岡山の第5回大会から兵庫、秋田、大分と4年連続で出場し、サヨナラ負けによって関東大会で敗れ、同時に全国大会出場を逃しなんとなく力が抜けるような状態になっていたとき

前嶋さんからこのままだと少しヤバいからやるぞと連絡がありました。

最初はなんか空騒ぎのようにも感じましたがこの連中は呑めばそれですべてOKでした。
たとえそれが酒だろうがコーラだろうが…
最強です
そういえば今年の関東大会の時もいよかんジュースでかなり出来上がってました。

遅れてきた君島さんが酔うとノリノリになるのもわかりました。
完全にチームの一員です。

そーいえばあの日以来当HP管理人の自慢の焼きそばをまだ食べていません(よ管理人)

千葉では前嶋さんにつき合いますよ………一杯くらい。

少しそれましたが祝勝会ではカツオのタタキ、モツ、ポテトサラダにコンニャク
鉄板職人と化した監督のBBQどれも最高でした。
カレーライスが食べれなかったのは残念でした。

それにしても山梨チームの行動力、結束力は本当にスゴイと一員ながら感心させられます(タコ焼きを売った時、グランドを作る時、酒を飲む時、数えたら切りがありません)

山梨のチームワークは本当に本物ですね。




あれ誰かいないような……………………………………………………………………
…………………………………気のせいか………。

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第四回 初心忘るべからず 



 今回は関東大会を直前にひかえた山梨の学生チームとの練習試合です。

俺もグランドソフトとの出会いは盲学校に入った時でした。


盲学校に入学してからなのでもうかれこれ20年位前ですね。

知識はそれより以前にオール巨人阪神がCMをしていたのをなんとなく覚えている
程度

最初はボールも大きいし、そんなに難しいとも思いませんでした。

あれからちっとも上手くなりませ(汗

実に奥が深い…グランドソフトはルールが複雑に思いますが選手からみるとそんなに複雑ではありません

まぁ審判は大変だとおもいますが…
それでも一番大変なのはルールよりも真剣なオッサン相手の方だと思います

バッターは転がってきた球を打つ
ピッチャーはホームベースに向かって3バウンド以上で投げる
野手は打球を取り処理する
基本的にそれを上達させるだけです。

話は戻りますがこんなオッサンのアドバイスをちゃんと聞いている学生達をみていて俺もあのくらい素直ならもう少し違ったかもと思いました。

学生達はとても楽しそうに一生懸命にひとつひとつのプレーをしていました。


初心忘れべからず…
 

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第三回 食べラー 



相変わらず品薄が続いていますが、わが家には現在4種類の食べラーがあります。

プチ自慢です。

俺が1番好きなのはSB食品のぶっかけ!おかずラー油です。

ラー油の味はコッテリチョイ辛め食べ応えのある大きめのフライドガーリック
マジおおさじ一杯で茶碗一杯級

続いてブームの火付けになった桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油
ラー油の味はSBに比べ若干甘め、フライドガーリックも小さめ
おおさじ一杯でご飯二口級
そしてむさしやでしか売っていない食べるラー油
具がアーモンド、フライドガーリック、フライドオニオンが入っている具だくさん
ただ肝心のラー油がイマイチ

最後に食べるピリ辛ラー油野沢菜はまだ食べてないです。
 
各種食べラー積み上げ状態


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第二回 ブラインドサッカー 



先日NHK教育テレビで初めてブラインドサッカーの試合の様子を見ました。
短い時間だったのでなんともいえませんが、思ったより接触がないのに驚きました。
想像していたのは、もっと体と体がぶつかり合って激しいと思ってました。

あと当たり前といえば当たり前なのですが、殆どがドリブルで持ち込んでのシュートでした。

いずれもっと組織的なサッカーになるのでしょう。

グランドソフトも俺が初めてプレーしたころは、アウトの殆どは全盲か内野ゴロで取っていて、外野に打球が飛べばほぼヒットでした。

それが全盲ランナーが一塁にいてセンターに打球が飛べば、セカンドフォースプレーを狙い
ライト方向に打球が飛んだり、全盲バッターの時などはセンターが三塁にフォローに入るようになったり

キャッチャーがゲームをコントロールして牽制球を投げる…

初めの頃は停止圏にすぐ返していたのが、先の塁に返球するようになり、次は停止圏の手前で取ってランナーを誘ったり…

随分複雑なプレーをするようになりました。

ここだけの話、山梨も試合でこそボツになりましたが、かなりの複雑なトリックプレーも何度か練習しました。

ブラインドサッカーも物凄い進化をしていくでしょう。

せっかくなのでワールドカップの感想を少々
結局決勝に残ったのがオランダとスペイン
大会が始まった頃は不調が伝えられたヨーロッパ勢でしたが、結局BEST4に残ったのはヨーロッパ勢3 南米勢1
やはり守りが固く組織的なサッカーが今の主流かと
日本も実に惜しかったです。そういう意味では間違えてなかったし
更に大会での勢いや集中力は凄かったです。
オランダやスペインに近い攻撃力があればBEST4や優勝もいずれなくはないでしょう。
やはり決定力ですね
今大会において日本のディフェンスは間違いなくトップクラスでした。
ただ決定力がない分、相手チームにかかるプレッシャーが違います。
どんなに守備が固くても攻撃し続ければいつかは点が入る。相手は守備だけで点は取られない
それでは相手は楽です
そういう意味においても
4年後、本田選手や森本選手には期待します

決勝は俺の予想ではオランダが勝つと思います。
どちらも似たチームですが、遠くからの攻撃力はオランダの方が上だと思います
その分有利かと

最後にブラインドサッカーもいつか機会があったら是非やってみたいですね。













という気持ちもワールドカップで日本が負けてからだんだん薄れてきましたがなにか

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第一回 関東大会 



 管理人にコラムを担当することを伝えてからワールドカップがあったり、暑かったり、個人的にちょっといろいろあったりで遅れて申し訳ありませんでした。
 またチームの人間というより、一個人としていろいろ好き勝手にグランドソフトや、それ以外のことなど書いていくので???と思うこともイロイロあるとおもいますが何卒ご了承ください。
 では第一回目なので、もちろん手前味噌になりますが、先日行われた関東大会のことを書きたいと思います。

 土曜日の朝いつもと同じように職場に向う肩にはいつものそれとは違う大きなバック。明日誕生日を迎える奥さんに優勝の報告をプレゼントすると心に誓い家を出る。半休を取り午前中は仕事をするのですが気持ちは既に平塚へ 今年は神奈川県の平塚で開催されるのでチーム本隊と一緒の移動になります。
 途中諸事情でチームを離れていた向井と合流 色んな事情はあるのだろけど今まで一緒にやってきた仲間である。なんの違和感なくチームに溶け込む『ありがとう向井』 宿舎に着くと荷物を置きグランドに直行 まずBコートに着くと少し滑る固いグランドを確認 続いてAコートへ こちらはマウンドがあるグランド みんなで色々話すが結局はグランド云々じゃなくできたら2試合でお願いしますと監督キャプテン会議に送り出される。 で、組み合わせ抽選の結果、一回戦からの戦いになり群馬、シードの埼玉、Bブロ ックを勝ち抜いた初戦シードの東京となりました。順番こそ変わるけど昨年とまったく同じ死の組み合わせ 重い足どりでみんなの待つ居酒屋へ向かう。チームメイトに不甲斐ない抽選結果を告げると誰も不満を漏らさず、『やってやる。このチームに勝たないと意味がない』となんとも頼もしいことを言ってくれるオッサンたち。よし明日は300分だ!ウォ~~と徐々に何かが溢れだす。
 そろそろ解散と思ったその時…… 『そんな一本締めでは明日は勝てないぞ!!』ハッスル竹さんがダメ出しする 竹さんの本能がそれを感じる、結局5回くらい一本締めをしてようやくOKをもらい 解散する。

 翌朝雨は降ってない、よし。 グランドに向かうオッサン達はかなりいい雰囲気でした、今思えばこの時既に一仕事する風格が感じられました。一番乗りのグランドで久しぶりのユニフォーム姿の向井を見てやっぱり山梨に向井は必要だとつくづく感じた。

 始まりの100分目 群馬戦は一回に先制するもすぐに追いつかれる展開、しかし山梨の繋ぐ野球炸裂 ツーアウトから打線がつながり一挙6点!!勝負あった 群馬とは常に際どい試合をするのでビックイニングを作れたのは大きかったです。

 雪辱の200分目 続くは埼玉戦です、昨年決勝でサヨナラ負けしたことは当然チーム全員が覚えています。先制するも追いつき逆転される苦しい展開、昨年のリベンジに燃える山梨には執念が 連覇を目指す埼玉には前年度優勝チームの意地が… なかなか牙城が崩れない しかし気迫に勝る山梨いや俺の生涯初となるヘッドスライディングが勝利を引き寄せる引き寄せる。ホームに生還すると控え選手が麻美タンがハイタッチで迎えてくれる。見事にリベンジを果たすとともに決勝に駒を進めました しかし決勝を勝たなければなんの意味もありません、当然俺の人生初となるヘッ ドスライディングもムダになってしまいます。させてたまるか…

 少し離れたBコートで決勝に進んだ東京を待ちます。猛暑とまではいかないまでもジリジリと照り浸ける太陽 既に俺は疲労困憊 この時のために買っておいたちょっと高いユンケルも普段飲みつけないため逆に少し気持ち悪い 執念の300分目 そんなこんなでいよいよ決勝、
 この試合も初回に2点先制する理想的な展開も魔物がパックリと大きな口を開けてまっていました。直ぐに追いつかれ最少失点に抑える満塁策も押し出しやタイムリーやらで致命的な初回7失点… 大盛り上がりの相手ベンチ 途中あきらめそうになるチームメイトにいや自分自身へ必死に声をかける、グラウンドのみんなもベンチの控え選手、マネージャー、スコアラー、コーチに監督が声を返してくれる、ギリギリのところで踏み止まる。そしてそれは最初は物凄く小さいがやがては大きな風となる。
 時間もかなり消費してしまい苦しい流れ 2回はお互い落ち着きを取り戻し0点 ベンチに戻る度に前嶋お母さんが冷たいタオルを顔に首にあててくれる、おそらくこのベンチワークは日本一だろう なにを隠そうこれがスタミナのない俺が300分もった秘密なのだ 3回表の攻撃で再びチャンスを掴むも手堅く満塁策をとられ0点 逆にその裏、決定的な追加点を奪われその差は6点に… そして静かに最終回の攻撃が始まりました…

 先頭バッターの7番竹さんがヒットで出塁、続く全盲8番大野、このままでは終れない 絶対出塁する気迫がベンチまで通じる 執念でフォアボールをもぎ取る 次は一ヶ月前の中日本大会で膝蓋骨を骨折したラーメン部長羽田くん、まだ完治しきらない状態で気持ちだけでバッターボックスに立つ、明かに振りが鈍い力無い打球はショートへ しかしここまでで一番悔しい全盲走者大野も必死に二塁へ タイミングはアウトだが大野も速い 相手の守備を焦らさすには十分だ、送球をベースカバーがファンブル間一髪セーフ、ラーメン部長も転がり込むように一塁へ すかさず代走向井 ノーアウト満塁 ジワリと風向きが変わりはじめる 続く10番の全盲真一ちゃんは予定通りの三振に倒れるもこれももちろんチームプレーだ 前日風邪を引いたにもかかわらずゲンを担ぎ朝からトンカツを食べ、そしてリバース、常に負のスパイラルと闘うよしもっこりは俺のヒーローです

 ここで1番高橋 高橋は追い込まれれば追い込まれるほど結果を残すそういう意味においてこの打席はかなり危険だよ東京さんと心でつぶやく 結果は溜まりにたまった鬱憤を晴らす弾丸スリーベースでまず3点を返す ベース上で吠える高橋の気合いがネクストの俺にいやメンバー全員に乗り移っていく 完全に流れが変わりはじめる ここで既にベンチで瀕死状態の超ネガティブ思考の当HP管理人セレブ酒井が息を吹き返す 東京はここでビッチャー交代 しかし問題ではなかった 俺の打球は気持ちだけでライトライン際へ 俺は二塁へなだれ込む 最高の笑顔でセカンドコーチャーの君島さんが迎えてくれる ちなみに君島さんは少し髭の濃いナイスガイです これで2点差 続く3番全盲のトミーが粘ってフォアボールを選ぶ トミーはチームで一番若くまだガラスの十代である、グラソフもどんどん上手くなっている 特に選球眼はピカイチだ、もう少しバッティングに思い切りがでたら 本当にいい選手になる 十代のトミーをオッサン呼ばわりして申し訳ないが見た目は十分オッサンで資格は有してる

 最終回の攻撃 山梨6-東京8 1アウトランナー1.2塁バッター4番前嶋 そうです一番大事な時に一番頼りになるバッターに回ってきました 前の試合でも技有りのライン上に落とすツーベースを打って抜群の安定感が、しかし、どーゆうこと… 打球はサードに… 心の中で叫ぶ『狙いやがったな…しかもサードは名手川○さん じゃん』 サードが弾いた打球がコロコロとフォローのショートとランナーの俺の目の前に … 
 時が止まり見つめ合う二人 必死に打球を追うサード ショートを目で制す、しかし少しでも遅れたら先に行かれる 同時にサードの動きを見る コンマ何秒のことだ 腹を決めサードへ走る、捕られたら終りだ… あの時たぶん大丈夫という確信があった うまく説明はできないが オールセーフ 1アウト満塁 5番バッター宮下聡 きっちり弾き返し 山梨7-東京8 なおも満塁 今日のミヤはチームバッティングに徹し安定感が違う 次の6番全盲坂本、アルカノイド打法を手に入れ最も嫌らしい存在に変身した坂本さん 予測不能なバッター 三振に終るも粘りに粘り雰囲気は最高潮 この回打者一巡 ハッスル竹さんに再び回ってきました チームの気持ちが一つになりベンチからも祈りと声援が後押しする 打球はライトへ三塁ランナーが返り同点、2アウトなのでセカンドランナーはスタートが早い ライトがフォローに入った時点で三塁を回る辺り 送球は停止圏へ 走る前嶋!!! 考えて見ると前嶋さんはよく走っている そして10回に7回位は停止バックになっているがそれはいつも最も貪欲に次の塁を狙っているからなのだ 前のキャプテンでなおもチームを引っ張るKING of オッサン 何故か今回は速い速い速い 遂に逆転

 そして逆転することによって生まれた最後の守備につく、羽田くんは既に足が動かない、頼みの向井もリエントリーで使えない 竹さんをライトに回し最後のオッサン根津ロケットの投入 今シーズン全に弱にとチームのために自分を犠牲にし続けたねづっち いつもバタバタとテンパるのだがなぜか今日はととのってる これなら大丈夫だ 竹さんもライトから黙っていない解き放たれた竹さんはもはや最強になりつつある。ピンチなのかチャンスなのかもう何がなんだか訳が分からない リードしているといってもたった1点だ 実は心の中では何故か追いつかれたり逆転される不安は全くなかった 普段はあまり勝ちを意識することはないのだがこの時は不思議とイケると思った ら、青空を切り裂くような弾丸が重力を無視して飛んでいく センターのミヤちゃんは決して守備は上手くはないが何故か難しい打球は得意だ 、顔と片腕で捕ったり、レフトのファールを捕ったり 打球は長身ミヤの胸元を烈しく叩く どこか不自然にぎこちなく打球をキャッチする おそらく触らなければホームランも有り得る大飛球
 続くバッターも打ち取りいよいよ舞台はクライマックスへ 地獄のようで夢のような300分が今、終わろとしている 最後の打球が目の前に高だかと上がる もう身体には緊張する力も残っていない グラソフの神の贈り物が優しく俺の胸におさまる 300分というより 昨年のサヨナラ負けから長かった戦いがひとまず終った とにかく嬉しい、とにかく楽しいそして感動が止まらない たぶん言葉では現せないだろう 新米部長が泣いている… 俺も泣けた 涙が溢れる誰と抱き合ったか覚えていないが喜びを分かち合う 山梨だけではないがチームでなにしろがんばってきた 二年振りの胴上げで青ちゃんを持ち上げた時、一年間一塁コーチャーボックスで イライラさせ続けた恩返しがほんの少しだができたと思う ここだけの話 青ちゃんは選手や監督が可愛くてしかたないのを俺は知っている

 そして表彰式のあとご褒美が… もちろん俺は監督を狙った理由言うまでもなく普段の仕返しですよ
ありがとう監督!!!

 これがオッサン達とそれを見守る物好き達が起こした、ある日曜日の小さな出来 事です 最後にご報告を 私事で恐縮ですが来年名実共にオヤジになることになりました この場をかりてご報告させていただきます。   


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